今年は大半の審査員の方が“該当作品なし”とされ、また、他の審査員も支持する作品が分散したため、特に検討候補作も出ずにグランプリは“なし”という結果になりました。 「モンスターブーツ」、「吉野の姫」は、極めて完成度が高く、教育TVなどで流れている作品を凌駕するものですが、方向性は同じで、パーソナルCGアニメとしての独自性、新規性があまり見えませんでした。逆に「パパが必要なの」は、独自性はあったのですが、完成度が及びませんでした。