■プール■
オンワード ウォータービーチリゾート

チャレンジ組

 朝、ホテルを出るときに、はっちゃんが 体調を崩して行けなくなった。 宇宙人森山は、いちおう行くが昼には帰るということで、出発。

 送迎バスで、オンワードビーチリゾートのプール到着。
 広い。ひとけがない。肌寒い。
 (そのうち暖かくなって、人も増えてきたが)

 プールの横から白い砂浜にでれる。そこにはきれいな海と小さい島。

 パラセイリングが始まるというので チャレンジ組5人と軟弱ファミリー組に別れる。

 車でかなり遠い波止場に連れて行かれて、ボートに乗せられる。
 ライフジャケットとパラセイル用補定装具を付けるよう指示され、沖に出る。 

船長「ミンナハ、社員デスカ?」
みんな「いえーす」
船長「ヤクザナ会社?」

・・・あながち否定できない。

 かなり沖でパラセイリング開始。

 船長は風が強く、 2人ずつ行かなくてはならないと言う。
 5人なので、誰かが2度飛ぶことに。インジャンの結果、山下に決定。

 上昇。見る間に海面から40mまで上がる。

 風音以外、聞こえなくなる。 上から見ると、海の色が色々あることに気づく。広い。

 船が小さいなぁ、足元なんにもないなぁ。
 高さは対象物が無いため、あまり実感がない。

 中林さんがはしゃぐ。デマ山本も大興奮。なんだか色々口走る。

 やがて、下降。

 デマ山本、足を甲板にどしっ!と付けた時、ふらふらになっている事に気付く。
 以後、デマ山本は屍状態。船に酔っていたのだった。

 プールに帰って、しばらくビーチでぶらぶらして、次はジェットスキー。

 簡単に乗り方を教えて貰って さっそく乗る。

 だが、数が少なく、1台だけ2人乗りになる。 デマ山本とMAX田口が2人で乗ることに決定。前が山本。

 みんなが順調に走り出す。最後にデマ山本・MAX田口組が発進。

 だが、デマ山本は馬力を計れず、かなりアクセルを開けている。 ついにアクセル全開のまま、最終コーナーに突入!

「なにすんねん!!うわーっ!」

 MAX田口の断末魔。MAX田口を海に振り落とす。

 ジェットスキーは、 とても速くて、波に跳ねる、爽快な乗り物だった。

 シュノーケルやカヌーで近くの島まで往復。 

 taka2・MAX田口は勢い余って島を泳いで一周。
 熱帯の魚が綺麗だった。

 帰るとき、更衣室で、taka2が着替えを忘れていることが発覚。 (小学生か、お前は!)

 帰り、下着はバスタオルで、上は朝からずっと着ていた びしょ濡れのTシャツ。クーラーの効いたバスで凍える。
 


 
□そのころのかまた□

 なおは、パラセイリングもジェットスキーもできない。

 主に流れるプールで、浮き輪に乗って遊ぶ。
 かまたはやっぱりそれを押して歩く。歩く。歩く。

 流れるプールは一周300m。5周は歩いた。
 海や他のプールもあわせると、水中を最低2kmは歩いた。

 もう、帰ることにはマジで脚が上がらなくなっていた。

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