mnews on Linux Zaurus

Linux Zaurus 用バイナリ("mnews_1.22PL6T1-1_arm.ipk" 247,922Bytes)
(ダウンロード方法によっては、"….ipk.gz"のようにファイル名が変わってしまうことがあります。その場合は、ダウンロード後にファイル名を"mnews_1.22PL6T1-1_arm.ipk"に直して下さい。)

変更内容

　このバイナリは本家のmnews に対して、以下の修正などが加えられています。

IMAP4 対応
Unicode 対応 (UTF-8 で書かれたメール/ニュースが読めます)
キーアサインの変更
- Cancel(ESC) が戻る([←])に、
- OK(Enter) が進む([→])に
メール送信時に、宛先などを聞かずに、直接エディターが起動するようになっている
環境変数の設定などを $HOME/.mnews_env から読むようになっている
(プログラム本体は mnews-main になっており、mnews は設定を行ってからmnews-main を起動するラッパーになっています。)

インストール方法

原因がよくわかっていないのですが、「ソフトウェアの追加と削除」の一覧には出てきません。インストールするには、コマンドライン(Terminal) から「ipkg install mnews_1.22PL6T1-1_arm.ipk」を実行してください。

設定方法

mnews を使用するには、以下の3つのファイルを作成・設定する必要があります。

/home/zaurus/.mnews_env

サーバー名などを記述するファイルです。必ず設定する必要があります。
/usr/lib/mnews/mnews_env-dist にサンプルがありますので、それをコピーして、各自の環境にあわせて設定してください。

/home/zaurus/.mnews_setup

mnews のメインの設定ファイルですが、このファイルはいじらなくても使えます。
/usr/lib/mnews/mnews_setup-dist にサンプルがあり、起動時に .mnews_setup が無かった場合には自動的にコピーするようになっています。

デフォルトの設定では、黒地に白文字に適した色で表示されるようになっていますので、白地に黒文字で使用している場合には、このファイル2行目のcolor_codeの行を有効に(行頭の#を削除)してください。

/home/zaurus/.netrc

パスワードを記録するファイルです。このファイルを設定することで、パスワードを入力せずにメールを読むことができるようになります。書式は以下の通りです。

		machine <サーバー名> login <ユーザー名> password <パスワード>

.netrc 中の machine が「mnews_env で指定したサーバー」になっている行の login、password が使われます。

利用方法

mnewsはニュースリーダーですので、デフォルトでは、必ずニュースサーバーに接続できる必要があります。メーラーとして使用する場合は、-m オプションを付けて起動したほうがいいと思います。
メーラー専用にするなら、/usr/bin/mnews を編集して、mnews-main の呼び出し部に -m を追加してもいいでしょう。
メールの保存方法は
- MHモード: MH や Mew で使われているファイル形式。1メール1ファイル。
- ucbmailモード: UNIX 標準の mail コマンドが使用する格納方式。メールボックス全体で1ファイル。
- RMAILモード: emacs の RMAIL 互換。メールボックス全体で1ファイル。
- IMAP4モード: サーバ側でメールを管理。
の4種類があります。POP3 でメールを取得する場合は、MH/ucbmail/RMAILの3種類が選べますが、他のソフトとの連携/乗り換えのしやすさを考えると、MH モードがお勧めかと思います。併用することもできますが、混乱を防ぐため、どれか一つのみを有効にした方がいいと思います。
.mnews_profile 中の mh_mode:、ucbmail_mode:、rmail_mode:、imap4_mode: のどれか一つを残して off にしてください。
MHモードの使用方法
MHモードを使うためには、/home/zaurus/Mail/INBOX というディレクトリが必要です。あらかじめ
```
	mkdir /home/zaurus/Mail
	mkdir /home/zaurus/Mail/INBOX
```
しておいてください。

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