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●概要 |
●本格的な材質設定 |
自由に設定できる質感
L2 では、質感や模様は用意されているサンプルの中から選択していましたが、 L3 では質感の詳細なをユーザーが自由に設定することができます。特に面白いのは、 多様なマッピングとセルアニメ調の質感でしょう。
材質設定ウィンドウ
増えた模様
L2 では模様は31種類でしたが、L3では87種類に増えています。 貼る位置や密度の調整が出来るようになっていますし、ユーザーが作成した画像も貼ることが出来ます。
模様一覧
アニメ調
また、3D のCG にもかかわらず、セルアニメで描かれたような絵を作ることができ るようになりました。輪郭線や陰影の付け方は、かなり細かく指定ができます。
凹凸マッピングとアニメ調
●アクションデザイン |
アクションデザイン
L2 のポーズという概念に時間軸が加わり、アクションというデータになりました。 アクションのカット&ペーストができるだけでなく、それをファイルとして出力し、さ らに、他の多関節物体に流用することが可能になりました。
これらのアクション系の機能の強化によって、L3 では、人体がたくさん出てくる ような作品が非常に作りやすくなりました。
アクションサンプル
(MPEG 100KB)
自動接地
特に自動接地機能によって、L2 で発生していた“歩くときに足がすべる”という 問題が解決しています。それどころか、例えば前回りや側転をしても、すべったり せず、自動的にそのアクションに応じて移動していきます。
さらには、ジャンプするアクションを作れば、タイミング良く自動的に地面から離 れ、空中を放物線を描いて飛ぶことすらできます。
自動接地
ジャンプアクション
表示候補切り替え
アクションの途中で、多関節物体中の一部のユニットを差し替えることが出来ます。 キーフレーム毎にどのユニットを使うかを指定する事もできますし、 登録したユニットを各フレーム毎に繰り返したりランダムに切り替えることもできます。
目をつぶっているユニットと差し替えて瞬きをさせたり、 複数の口をランダムに切り替えさせれば喋っているように見えます。
差し替えによるウィンク
●その他 |
レンダラーによる特殊効果
レンダラーがまったく新しくなり、表現力が格段にアップしています。 まず、物体の影が落ちるようになりましたし、太陽や強いライトを見たときに発生する レンズフレアなども出すことができます。
いろいろな影
レンズフレア
光源
また、モーションエディタなどは、一見L2 と変わっていないようですが、各機能 が少しずつ強化されています。例えば光源にしても、L2 では有色光源を1 つ設定 しただけでしたが、L3 では、複数の光源を設定できます。さらに、光源の種類も平 行光源、点光源、スポット光源があり、点滅光源なども用意されました。そして、こ れらの光源は物体同様自由に移動することができます。
スポット光源とその影