3月の煌めき

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三月二十二日
第四話 「走れ!怒りのジャングラー!!」

いや、しかしヤダね、戦争始まっちゃっケケーッ!(挨拶)

さてアマゾン第四話なんですが、その前に。

なんとこの番組でマサヒコ役のかた、
実は「ナウシカ」のアスベルだったんです!

・・・って言っても解んないですね。

「もののけ姫」のアシタカだったんです!

いやあ、知らなかったよ。びっくり。
と、まあ、そんなネットで拾ったマメ知識を披露したところで
レビュ行ってみよ!

・・・

さて今日も今日とて、ゲドンのお宿、いや、洞窟。
十面鬼はアマゾンをやっつけることができないのでイラついてます。

と、そこへムカデ獣人が現れ、

「必ずやアマゾンを・・・」

なんて言ってます。そんなセリフを放った時点でおまえはもう、死んでいる。

しかし十面鬼は単純に機嫌を直し、ムカデ獣人に
バイクチームを連れて行け!と指示します。

バイクチームの方々がいつの間にか現れ立ちあがり、

「ヒュェーッ!」

っと、ご挨拶。
でも、見た目、ふだんの戦闘員と全然変わりないです。

ちなみに、ゲドンの戦闘員は”赤ジューシャ”と
呼ばれています。特徴は・・・こんな感じです。

しかしゲドン、すごいです。
ジャングルの奥地で組織されてから、そんなに経ってないのに
アマゾンより先に文明を理解し、訓練を積んでいるんですよ?
すばらしい組織力です。

ところで。
ゲドンはどこからバイクを入手したのでしょうか。
 

さて、その頃おやっさんは
なにやら設計図を開いて、がんばってます。

そばでアマゾンとマサヒコ君がなにやら
深刻そうに、ある意味楽しそうに話をしています。

どうも、なぜゲドンがアマゾンを狙うのか、
その謎を知っている人間はいないのか、考えているようです。

おやっさん、当然の如くその話に首を突っ込みます。
そーゆーキャラです。

マサヒコ君は

「おじさんには関係ないよ!」

と、言い放ちます。さらに、アマゾンも

「カンケイ、ナイ。」

と、追い打ちを掛けます。おやっさん、しょぼーん。

でも、そこはやっぱりバカヤロウ魂。

「こうなりゃ、とことんついてってやるからな!」

はい、三角関係が成立しました。

・・・

マサヒコ君が色々調べた結果、山村博士と言う人が
あの一話目で速攻死んでしまった高坂博士と、交友関係にあったようです。

と、ここでお姉ちゃんこと、りつ子さん登場。
そこにアマゾンがいるにも関わらず、マサヒコ君に言います。

「もうこれ以上、アマゾンに関わらないでちょうだい!」

まあ、人としては当然です。
可愛い弟に何かあってからでは遅いのです。

しかしマサヒコ君、アマゾンの手を取り、

「おれ、一人でもアマゾンの味方だゾ」

すでに、心理的には何かあったようです。

・・・

さて、山村博士の家。
ゲドンのバイク部隊が博士を捜索中です。

しかしすでに、もぬけの殻でした。
ゲドンのバイク部隊は別の所を探しに行きます。

その後すぐにアマゾンとマサヒコ君もやってきて、
当たり前のように不法侵入しますが、いないので
やっぱり探しに行きます。

アマゾンはマサヒコ君と離れ、ビルからビルへと
渡りながら探します。とっても体、張ってます。

マサヒコ君、ぽっつーん。
そこにおやっさんがやってきて、山村博士捜索を手伝うと言い出します。
マサヒコ君、おやっさんに向かって

「勝手にしな!」

目上の人に対する口の利き方がなってません。

「そんなことを言うのはこの口かぁ?!ああん?!」

と、僕ならマサヒコ君の口を赤く塗ってツノをくわえさせて3倍に引き伸ばすトコですが、
おやっさんは優しいので、やりません。ニコニコついていきます。
腹の中は解りませんが。

やがて、おやっさんとマサヒコ君が思いっきりタイアップなホテルに
山村博士とその子供(娘)が入って行くのを発見します。

しかし、さらにそれをジューシャが見ていました。
家政婦のようだ!

地上40階の部屋でジューシャたちに襲われる山村親子。
おやっさん、がんばってジューシャと戦います。

そこにアマゾン、窓から登場。さっきも書きましたが地上40階です。
さっすが野生児、壁を登るのは得意なようです。

ジューシャたちを追い払った後、おやっさんは山村博士に
ゲドンについて話を聞きますが、

「知らないと言ったら知らない!家族の平和を乱さないでくれ!」

と、追い返されてしまいます。

でも、故・石ノ森章太郎先生の直筆アイキャッチの間に
なんとか山村邸の敷地内で警護できることになった三人。

アマゾンが庭で菊の花なんぞを見ていると、娘がやってきます。
菊を取り、お父さんに渡してくるとか言って中に入ります。縁起悪・・・。

案の定、部屋で親子共々ムカデ獣人に襲われます。
しかし、こんなこともあろうかと博士は壁のボタンをオン!!

ガーッ!!ガコン!

なんと部屋の床が開き、地下に通じる階段が!!
博士、あなたは何者ですか?

頑張って、逃げ出した山村親子ですが、
出口で「この穴はなんだろう?」と、パントマイムで怪しんでいた
ジューシャに捕まりました。

その頃、アマゾンは娘の悲鳴を聞きつけ、急いで部屋に入っていました。
しかし、誰もいません。

アマゾンはゆっくり部屋の中を見回して・・・
そばの壁にあるボタン発見!

無視。

とりあえず床がなんか動きそうだと気付いて、
力任せにこじ開けます。

通路を通って出てみると、バイク部隊ジープ
博士と娘を連れ去って行くところです。

しまった・・・!

と、そこへおやっさんとマサヒコ君が、派手な改造バイクを持ってきます。
何を隠そうこれが歴代ライダーにも渡された、おやっさん特製バイクのひとつ!
その名もジャングラー!!!

でも、ここまで変わったバイクはないです。

だって、ハンドルの前に
アマゾンライダーの頭が巨大化されてそのまま付いてるんですよ!
当然、目はライトでしょう!!小さい額のツノも付いてます!

これだけではありません!

なんとさらに後ろには巨大な謎の翼が一対、ガシッ!と付いてるんですよ!!
これはもう、絶対お買い得ですよ、奥さん!
 

おやっさんは言います。

「高坂博士の持ち帰った設計図から作ったマシンだ!」

なるほど、十面鬼と言い、ジャングラーと言い、古代インカ人の民族性として
同じ物を大きさを変えて並べるデザインが好みなんですね。

・・・くどいヨ?
 

さて、アマゾンは前回で苦手意識を克服したので
さっそくジャングラーで追跡です。

あっと言う間に追いついて、山村親子を救出します。
しかし、アマゾンはムカデ獣人に隙をつかれ、攻撃を喰らいます。

アマゾンが変身してケケーッ!ムカデ獣人にかぶりついていると
どこから出したのか、ジューシャがフェンシングの剣で、
山村博士をザクザク刺しています。

それを見たアマゾン、怒り爆発!ムカデ獣人をぶちっとな。
青い血をぶちまけ、小さい普通のムカデになって昇天してしまいました。

アマゾンは変身を解き、山村博士を助け起こします。

「ヤマムゥラ!」

「こんなことなら・・・秘密を全て話しておくんだった・・・」

博士は言います。

「ヤツの・・・十面鬼の腕輪はガガの腕輪と言う・・・」

「ジュウメンキ・・・」

「君の腕輪はギギの腕輪・・・」

「ギギ・・・」

「この2つの腕輪を揃えると・・・ぐふ!

「ヤマムゥラーッ!!」

そこに突然、丘の向こうから
赤ら顔で団子っ鼻のアイツが現れます!

浮いてる!浮いてるよ!!

馬鹿にして笑ってるよ!!

アマゾン、悟ります。

「ジュウメンキ!ゲドン!ヤッツケル!」

山村博士、残念。
アマゾンには”十面鬼”と言う言葉しか理解できていませんでした。

アマゾンが新たなる闘志を燃やしたところで今回はおしまい。

・・・あれ?
山村博士の娘はどうなったんだろう?

ってなことで、次回に続きます。
うが。



三月十五日
W-Day

嬉しかったんだよ。うん。
その一言で、僕は生きていける。
本当に。



三月八日
仮面ライダーアマゾン
第三話 「強くてハダカで速い奴!」 (後編)

さて、第三話後半のレビューに行く前に・・・
もしかしたらアマゾンの変身前の姿って
どんなの?ってかたもいらっしゃるかも知れません。
そこで、こちらに描いてみました。

・・・えーまあ、そんな感じです。
ほいでは、レビュー行ってみよ!
ちなみに前半はこちら。

さて、前半の最後では山小屋で大騒ぎしてたわけですが
そのまま、夜になり次の日。

そこは海。海です。砂浜です。
おやっさんとアマゾンが
ツーショット。

おやっさん、250ccのバイクを持ってきています。

「さぁ、乗るんだ、アマゾン」

にこにこ顔でそう迫るおやっさん。

前半でバイクが大嫌いになったアマゾンは
そのバイクを見るやいなや、
仁王のような顔でぐぐーっとばかりに持ち上げ、
海にポイ!

バイク捨てちゃったよ、おい!!

少しひるむおやっさん。しかし、そこはバカヤロウ魂
歴代ライダーに連綿とバイクを提供してきた男です。

「こんな事もあろうかと思ってな!」

近くの自家用トラックから、もう一台バイクを持ち出します。
こんどは750ccです。すごいぜ、おやっさん!

今度はさすがのアマゾンも持ち上げられません。
おやっさんはアマゾンの手を掴んで、バイクに乗せようと必死になります。

「さぁ乗れ!ここをこうして!握るんだ!ほら!」

 しかし、アマゾンも必死で抵抗します。

「うが!!うがうがっ!!オレ、バイク、のらない!!」

まるで、ヘレンケラーとサリバン先生です。

とうとうアマゾンはバイクをぶっ倒し、砂浜を全力疾走して逃げ出します。
とっさにおやっさんはバイクを起こし、乗りながら言います。

「こりゃあ、今までの仮面ライダーとは勝手が違うぞ。」

そりゃあ、そうでしょう。

走り去るアマゾンを追って、バイクを駆るおやっさん。
まるでアベベのように素晴らしいフォームで走るアマゾン。

しかし、バイクはだんだんアマゾンに追いつき、
ついには追い越してしまいます。

その瞬間、苦しそうに倒れ込むアマゾン。
息も荒く悔しそうに砂を叩き付けます。

戻ってきたおやっさんは言います。

「どうだ、コイツはお前より早いんだ。解ったか?」

アマゾンは、いまだ否定的な目の色で
おやっさんを見返します。

もう少しでいける!
そう思ったかのような、したり顔のおやっさん。

っとその瞬間
おやっさん、波にさらわれバイクごと転倒。
びしょびしょです。

アマゾン、おやっさんの服を乾かそうと、焚き火をおこします。
パンツ一丁のおやっさん。

それを見てアマゾン、思わず吹き出し、大笑いします。

えーっとアマゾン、人のこと笑えませんよ?

そこへ、マサヒコ君がお弁当を持って現れます。

「ア〜マゾ〜ン!」

古い少女漫画のように砂浜を駆け寄るマサヒコ君。

と、いきなりカマキリ獣人が現れて、
マサヒコ君をさらいます。

カマキリ獣人はゲドンのバイク部隊と共に車に乗って
逃げ去ります。怒るアマゾン。
しかしあの機械に走っては追いつけない。

おやっさんを一睨みして、
アマゾンはおやっさんのバイクにまたがり
脱兎の如くあとを追うのでした。

おやっさんは大喜びです。

「乗った!アマゾンが、バイクに乗ったぜ!!」

クララが立ったような喜びようです。
しかし、おやっさん、大事なことに気づいてません。
アマゾン、無免許ですよ?
 

バイクに乗ってゲドン追跡のため
林道を疾走するアマゾン。

追跡している内にα波が出て
だんだん気持ちよくなったのか、半笑いです。

やがて、追いついた丘でカマキリ獣人と戦闘に入ります。
カマキリ獣人は特に卑怯な事もせず
マサヒコ君を離し、素でタイマン勝負に出ます。

自信があるのか、それとも頭が良くないのか解りません。
でもたぶん後者だと思います。

カマキリ獣人はご自慢の鎌で斬りつけますが、
アマゾンは後方伸身宙返りで
飛び退き、息もつかせず、
大ジャンプでカマキリ獣人の背中に取り付きます。

鎌も届かなくなり、手も足も出せなくなったカマキリ獣人。
あっと言う間にアマゾンの顎と爪の餌食です
自ら断末魔に吹いたにまみれて絶命とあいなりました。

アマゾンの雄叫びが轟きます。

「ケケーッ!!」

・・・

ちなみに戦闘中にアマゾンはよく後方伸身宙返りをします。
いわゆるバック宙です。
これがまたスローモーションで表現されてて、
水に跳ねる魚みたいなイメージでカッコイイんですよ。

他のライダーはたいてい大ジャンプ→前方宙返りだもんね。
やっぱり変わってるよね。

さて戦闘終了後、
トラックでおやっさんとマサヒコ君のお姉ちゃん、
りつ子さん(年齢不詳)が駆けつけます。

おやっさんはアマゾンに駆け寄り、

「どうだ、いいだろ、バイクは?」

と、にこにこ。

アマゾンはちらっとバイクを一瞥し、しぶしぶ

「うが。」

認めたようです。
おやっさんを始め、みんなで笑ってお開き。
 

 ・・・ってな感じで第三話は終了〜。
そんなこんなで、第四話に続きます。ケケーッ!!



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